2024/12/17 ギグワークス株式会社
週休3日制が導入されたら、あなたはどう過ごしますか?
今回は、株式会社ジェイックはが20代の正社員を対象に実施した、「週休3日制の使い方」に関するアンケート調査を紹介します。
今回の調査によると、「週休3日制を導入してほしい」と回答した人は全体の86.6%に上りました。なぜ多くの20代正社員が週休3日を望むのでしょうか?
現状の休日の過ごし方を見ると、「趣味や娯楽」(67.8%)や「睡眠・休息」(42.9%)が中心ですが、時間が限られているため、取り組みたいことがあっても実行できていない人が多いことが考えられます。これが、休日が増えることへの期待につながっているのでしょう。
増えた休日で「スキルアップや資格取得に励みたい」(40.5%)と回答した人が最も多く、次いで「趣味・娯楽」(40.0%)、「健康維持の活動」(38.0%)が続きました。現状の休日よりも充実した時間を求めている若者が多いようです。
一方で、週休3日制を「希望しない」「どちらかといえば希望しない」と答えた人も一部存在します。その理由の多くは「業務負担の増加」や「収入への不安」にありました。
例えば、「一日あたりの仕事量が増える」「残業が増えそう」「給与が減ると困る」など、働き方や収入面での懸念が大きいことがわかります。また、仕事に対する意欲が高い人の中には「仕事が好き」「経験を積む機会が減るのは困る」といった意見も見受けられました。
現状では「まとまった休みを希望する」という意見もあり、単純に週休3日にすればいいというわけではないことがうかがえます。
調査結果からは、20代の正社員が「新しいことにチャレンジしたい」という強い意欲を持っていることが読み取れます。特に「スキルアップや資格取得」を挙げた人は40%以上です。現状の休日では時間が足りないと感じている人が多く、週休3日が導入されれば、さらなる自己成長の時間として活用しようとしているのでしょう。
また、健康維持や副業など、今後の人生設計を見据えて過ごし方を変えたいというニーズも明らかになりました。これは、働き方改革やライフワークバランスが叫ばれる現代の若者らしい姿勢と言えるでしょう。
今回の調査で、20代の多くが「週休3日制」を希望しており、その背景には「時間が足りない」「もっと成長したい」という思いがあることがわかりました。しかし、その一方で「業務負担」や「収入の減少」といった課題が浮き彫りになっています。
理想の働き方は人それぞれですが、週休3日制が実現すれば、新しい時間の使い方が生まれ、可能性がさらに広がるかもしれません。