2024/12/13 ギグワークス株式会社
あなたは老後資金の準備に不安を感じていますか?
今回は、株式会社エムエム総研が運営するSaaSセールス特化型転職エージェント『マーキャリNEXT CAREER』が20~30代の営業職の方を対象に行った、「老後を見据えた資金準備」の調査について紹介します。
今回の調査によると、20~30代営業職の約9割が「本業の収入だけでは老後資金が不安」と感じていることがわかりました。本業の収入に加え、副業や投資などで収入源を増やす必要性を感じる人が増えているようです。特に「投資」「貯金」「副業」が、老後資金の準備方法として人気です。こうした背景には、本業だけで将来の目標を実現できないと考える人が多いことが影響しているようです。
副業を行う人の中で最も優先される要素は「営業スキルを活かせること」と「新しいスキルを身につけられること」でした。取り組んでいる内容としては、「ポイ活」や「Webデザイン」、「営業代行」が人気でした。副業の収入は月1万円未満から5万円未満が多く、収入の補助的な役割が主流です。一方で、経験やスキルを得ることに価値を見出しながら取り組む姿勢が見られます。この点は、将来のキャリアアップや生活の安定を見据えた動きとして興味深いものがあります。
調査によると、投資を行う人の6割以上が「NISA対象商品」に資金を投じています。2024年には約3割の人が年50万円以上を投資しており、老後資金形成への積極性がうかがえます。株式や投資信託などの選択肢も広がっており、安定した将来を見据えた行動が増加中です。また、「本業が充実していれば副業や投資は必要ない」と答えた人は54.7%に留まり、多くの人が副業や投資の必要性を感じています。
今回の調査では、20~30代営業職の多くが老後資金への不安を抱え、副業や投資を取り入れている実態が明らかになりました。副業や投資は補助的な収入を得る手段であるだけでなく、スキルの習得や将来への備えにもつながります。安定志向の中で多様な取り組みが行われており、自分に合った方法を選びながら資産形成を進める姿が印象的です。