2022/02/24   ギグワークス株式会社

業界ニュース

フリーランスエージェントの活用方法

今回の記事では、ITエンジニアとして働くフリーランスの方を対象に、フリーランスという働き方の不安や悩みについてまとめた。
 
新型コロナウイルスの拡大により世間でもリモートワークという新しい働き方が定着してきた。
その流れに適応し、フリーランスを目指すエンジニアの方も増加しているように感じる。
 
株式会社コミットグロースは、ITエンジニアとして活動するフリーランスを対象に、フリーランスエージェントの活用方法について調査を行った。

どのエージェントを利用しているか?

コミットグロースの調査によると多く利用されているエージェント上位3つは下記の通りだ。

  • レバテックフリーランス(29.1%)
  • フューチャリズム(18.4%)
  • クラウドテック(16.4%)

やはり大手エージェントは、仕事依頼の数も多く、自分の専門分野やレベルにあった受注をとることができる点や、事務作業へのサポートも手厚い点が、選ばれる理由となっていると考えられる。

エージェント活用の難点は?

次に、フリーランスエージェント利用の際の困りごとや、利用時の工夫について聞き取りを行っている。
結果は下記の通りだ。

  • 競争率が激しいと感じる(36.5%)
  • スキルや希望に合わないミスマッチな案件を紹介された(31.6%)
  • 大手エージェントに登録しているが案件が全くない(30.5%)

案件の契約金が高いと受注者が殺到し、案件獲得までの競争が激しくなるようだ。
このような状況下で、案件獲得を効率的に行うためには、どのような工夫がされているのだろうか。
 

エージェント活用時の工夫は?

「どのようなことをすれば案件が入りやすくなると思いますか?」という質問に対して、結果は下記の通りだ。

  • 小規模の案件でフリーランスとしての実績を積む(36.9%)
  • 自分が希望している案件を担当者にはっきり伝える(34.0%)
  • 複数のエージェントを併用する(32.5%)


 まとめ

フリーランスエンジニアのエージェント活用時には、競争率が激しかったり、報酬が安かったり、案件が少ないという注意点があることがわかった。フリーランスとしての独立直後には、まず小規模案件から受注実績を積んでいくと良いだろう。また仕事を探す場合は複数のエージェントを並行活用することにより、案件獲得の数が増えるだろう。

フリーランスとしての独立を考えている方は、ぜひ今回の調査を参考にしてみてはいかがだろうか。