2024/11/19 ギグワークス株式会社
あなたは家庭と仕事をどう両立したいですか?
今回は、『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス)が仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に行った、『望ましい雇用形態』をテーマにしたアンケート調査を紹介します。
今回の調査によると、回答者の35.4%が「短時間非正規社員」を望むと回答しました。家庭を優先しつつ、柔軟に働ける働き方が求められていることが伺えます。「フルタイム正社員」が9.3%にとどまったのも注目すべき点です。多くの主婦・主夫が、家庭との両立を最優先と考え、長時間勤務を避ける傾向にあるようです。
また、自由な時間を確保できる点も支持の理由です。「午後や夜間の勤務が希望」「短時間で集中して働きたい」といった声が多く寄せられており、働き方の多様性が求められています。
一方で、「仕事に専念できるならフルタイム正社員が良い」という意見も43.3%を占めています。フルタイム勤務ではやりがいを感じる、仕事に対する責任感が増すといったポジティブな面が強調されています。しかし、家庭の事情や体力的な問題が壁となり、実現が難しいと感じている人が多いのも事実です。
「家事や育児を気にせず働けるなら正社員を続けたかった」「リモートワークが普及していれば辞めずに済んだ」といった声から、環境次第で選択肢が変わる可能性が見て取れます。
調査からは、「短時間非正規社員」のような柔軟な働き方が現代の主婦・主夫層に求められていることが明らかになりました。同時に、フルタイム勤務への憧れや、業務委託といった自由度の高い働き方を望む声も聞かれます。それぞれの家庭環境やライフステージによって理想の働き方は異なり、選択肢の多様性が重要だと感じられました。
家庭と仕事の両立を目指す主婦・主夫層にとって、柔軟で負担の少ない働き方が求められています。一方で、環境が整えばより責任ある働き方を選びたいという声も多く、多様な選択肢を提供することが鍵となるでしょう。