2023/10/12 ギグワークス株式会社
IT人材が副業をする理由は何でしょうか?また、副業でのトラブルは避けられるのでしょうか。この記事でその疑問に答えます。
今回、株式会社レバテックが副業を行っているIT人材500名を対象に調査を実施した結果分かった副業を行うIT人材の実態についてお知らせします。
副業を行っているIT人材の約6割が「収入アップ」を目的としています。月収5万円未満が32.6%で最も多いが、10万円以上の収入を得ている人も約半数います。これから副業を始める方にとって、収入アップの可能性は高いと言えそうです。
約47%のIT人材が副業先でのトラブルを経験しています。具体的なトラブル内容としては、「業務の内容・範囲の変更」が最も多く、次いで「報酬の減額」や「支払遅延」が続きます。トラブルを避けるためには、契約内容をしっかりと確認し、必要な場合はエージェントを介することが重要です。
副業先に対する主な貢献内容は「客観的な視点の提供」であり、次いで「自己が保有するナレッジ・スキルの提供」が多いです。これは企業がIT副業人材から期待している内容とも一致しています。IT人材は、本業で培ったスキルと知識を副業でも活かしているようです。
IT人材が副業を行う主な理由は「収入アップ」であり、多くの人がその目的を達成しています。しかし、副業先でのトラブルも少なくありません。契約前の確認や、必要な場合はエージェントの利用が重要です。副業を考えている方は、これらのポイントを考慮するとよいでしょう。