2024/05/08 ギグワークス株式会社
日本の多くの主婦や主夫が仕事と家庭を両立させたいと考えていますが、雇用保険の適用拡大についてどのように感じているのでしょうか?
今回は、株式会社ビースタイル ホールディングスが運営する『しゅふJOB総研』が仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を対象に行った、『雇用保険の適用対象拡大』についてのアンケート調査を紹介します。
今回のアンケートによると、雇用保険の適用対象を10時間以上の労働者に拡大することを知らなかったと回答した人が76.7%に上ることが判明しました。多くの主婦や主夫がこの政策の詳細について情報を持っていないことがわかります。このことから、雇用保険に関する情報の普及が不十分であることが示されています。
適用拡大に関しては意見が分かれており、「どちらとも言えない」と答えた人が54.1%で最も多く、賛成派は33.2%、反対派は12.7%となりました。賛成派は、雇用保険が働く全員を守るべきだと主張していますが、反対派は特に育児を理由に時間短縮を望んでおり、保険料の負担増が収入減につながることを懸念しています。
この調査から、仕事を求める主婦や主夫たちは自分たちの労働条件により適したサポートを求めていることが見て取れます。政策の知識が不足している中で、彼らの選択がどのように影響されているのか、更なる情報提供とサポートの強化が必要でしょう。
雇用保険の適用対象拡大は多くの主婦や主夫に影響を与えますが、その賛否には個々の生活状況やニーズが大きく関わっています。適切な情報提供とそれに基づく政策調整がこれからの課題として浮かび上がっています。