2023/08/03 ギグワークス株式会社
「リスキリング」というキーワードをご存じでしょうか。
リスキリングとは、「技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶこと」(JMAMのHPより参考)とされています。
DXに伴う様々な業務の変化や、ChatGPTなどのAIの登場、スマホの登場やネット速度の向上にともなうYoutubeなどの動画コンテンツの登場など様々な変化がありましたが、それに対応するべく新しくスキルを学び直そうというものになります。
今回、株式会社フォーイットの10代から60代までの男女500人によるアンケートから見えてくる、再学習を望むスキルのトレンドについて紹介します。
「学び直すとしたらどんなスキル・技術を身につけたいですか?」という質問に対する全国の10代から60代までの男女500人の回答を見ると、「画像・動画編集スキル」が33.8%と最も多く、次に「事務スキル(Excel・Powerpoint等)」が33.0%、「語学スキル」が32.6%と続きました。
画像・動画編集スキルは先の述べたYoutubeなどの動画コンテンツの登場で、個人で稼ぐ人もたくさん出てきていることから高いのではないでしょうか。また、事務スキルや語学スキルは転職の際に利用できる定番のスキルのため、学びたい人も多いのかもしれません。
性別による違いを見ると、大部分のスキルで男性の回答率が女性を超えていました。ただし、「事務スキル(Excel・Powerpoint等)」と「財務・経理スキル」の2つでは、女性の方が男性よりも多く回答していました。また、年齢別の結果を見ると、「画像・動画編集スキル」や「プログラミングスキル」は10代から40代までの各世代で一定の回答数を得ていましたが、60代ではこれらのスキルの回答率が低下していました。
「マーケティングスキル」が世帯年収別で差が一番大きく、「1,001万円~」が32.8%、「~500万円」が17.5%という結果でした。また、「画像・動画編集スキル」は「1,001万円~」が23.4%、「~500万円」が38.2%となりました。
この調査から、「画像・動画編集スキル」が33.8%と最も多くの人々が再学習を望むスキルであることが明らかになりました。次いで、「事務スキル(Excel・Powerpoint等)」が33.0%、「語学スキル」が32.6%と続きました。また、性別や年齢、さらには世帯年収によっても、学びたいスキルには違いが見られました。これらの結果は、再学習を望むスキルが個々の背景によって大きく影響を受けていることを示しています。
出典元
https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/13890/