2022/06/20   ギグワークス株式会社

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新入社員は副業やリモートワークをどう考えている?意識調査からみる若者の働き方


現代では、リモートワークや副業などの新しい働き方が一般化してきています。リモート授業が当たり前という環境で教育を受けてきた新入社員は、副業を含めた働き方についてどのように考えているのでしょうか。
今回は、株式会社ジェイックが実施する新入社員研修の受講者に対して行ったアンケートの結果を参考にしながら、新入社員の働き方に対する考え方をご紹介します。
 

■「リモートワーク」と「出社」の両方を望む新入社員は多い

初めに、出勤する場所に関する働き方の調査についてご紹介します。
株式会社ジェイックの調査によると、「リモートワーク・在宅勤務」等の働き方をしてみたいかという問いに対し、「リモートワーク・在宅勤務と出社のハイブリッドで働きたい」という回答が43.6%、「出社して働きたい」という回答が22.9%となっています。
社内での人間関係を築きやすい「出社」と、通勤時間を短縮できる「リモートワーク」のそれぞれの良さを活かして働きたい新入社員が多いと言えそうです。
 

■「副業をしてみたい人」のほうが「してみたいと思わない人」よりも多い



次に、副業に関する調査ではどのような意識が見られたのかをご紹介します。
株式会社ジェイックの調査によると、将来的に副業をしてみたいかという問いに対して、「強く思う、思う」の合計が31.6%、「まったく思わない、思わない」の合計が20.5%と、副業をしてみたいと思う人が、思わない人の割合を上回っていました。
自身のスキルや経験値を増やしたい、独立などのきっかけを掴みたい、といった理由で副業に関心を持つ新入社員が多いのではないでしょうか。
 

■入社した企業への勤続予定年数はばらける結果に

最後に、入社した企業への勤続予定年数についての調査をご紹介します。株式会社ジェイックの調査によると、入社した企業に何年勤めると思うかという問いに対して、回答はばらけており、「定年まで」が18.3%、「6~10年以内」が17.2%、「4~5年以内」と「10年以上」がともに15.7%という結果となりました。
 
安定を重視して長期間働きたいと考える新入社員がいる一方で、経験を積んで入社から数年以内に転職や独立したいと考える新入社員などもおり、キャリア形成の考え方が多様化していることが見受けられます。