2024/11/27 ギグワークス株式会社
あなたは自分のキャリアに悩んだことがありますか?
多くの人が仕事や将来に不安を抱えている今、どのようにそれを解決しているのでしょうか。
今回は、株式会社ウィルオブ・ワークが20歳~49歳の就業経験がある男女514名を対象に行った、キャリアに関するアンケート調査を紹介します。
今回の調査では、実に65%以上がキャリアに関して悩んだ経験があると答えました。その主な理由には「給料が低い、見合っていない」(43.2%)、「今の仕事を続けられるか不安」(42.3%)、「将来のキャリアが見えない」(40.2%)といった現実的な問題が挙げられています。
多くの人が、自分の仕事や将来に対して具体的な不安を抱えています。これは、多様化する働き方や変化する社会情勢が影響しているとも考えられます。
キャリアについて悩んだとき、最も多い相談相手は「家族」や「友人」でした。それぞれ45.2%の回答を占め、職場の同僚や先輩(33.9%)が続きます。一方で、キャリアコンサルタントや転職エージェントに相談する人は少数派でした。
「相談しなかった」と答えた人の中では、「相談先がわからなかった」(52.2%)、「自分で考えたほうが早いと思った」(27.0%)という理由が多く挙がっています。身近な人への相談は安心感がある一方で、専門的な視点を求める人が少ない現状が見えてきます。
調査では、80%以上の人が「キャリアコンサルタントについてあまり知らない」と回答しました。「全く知らない」が43.8%、「名称は聞いたことがあるが詳しくはわからない」が37.9%という結果です。さらに、「料金が高そう」(44.6%)、「気軽には相談できなさそう」(34.3%)といったイメージも多く、相談へのハードルの高さが浮き彫りになりました。
キャリアコンサルタントの存在が認知されていないことや、サービスの具体性が不明瞭であることが、利用の妨げになっているといえます。このギャップを埋めることが、将来的なキャリア支援の鍵となるでしょう。
今回の調査から、65%以上の人がキャリアの悩みを経験していることがわかりました。多くの人は家族や友人といった身近な人に相談しますが、専門家に頼るケースは少ないのが現状です。キャリアコンサルタントへの理解不足やハードルの高さも課題として浮かび上がっています。キャリアの悩みは、適切な相談先を見つけることで新たな道が開けるかもしれません。
■出典元
株式会社ウィルオブ・ワーク
https://willof-work.co.jp/