転職活動にかかる費用はどれくらい？

転職活動をする際、あなたはどれくらいの費用がかかるか想像していますか？
今回は、株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社ベンドが運営する「スキルアップ研究所」にて行った、「転職活動にかかった費用に関する実態調査」を紹介します。
 

■転職活動にかかる費用はどれくらい？

今回の調査によると、最も多い費用帯は「5,000円～10,000円」であり、全体の約3割が1万円以下で転職を完了させていることがわかりました。また、約8割の人が5万円以下で転職を実現しているようです。しかし一方で、10万円以上の高額な費用がかかる場合もあり、費用は個々の状況によって異なることが明らかになりました。
 

■離職期間が費用に影響？

調査結果では、離職期間があるかどうかが転職費用に大きな影響を与えることもわかりました。離職期間がない人の約4分の1が、転職活動にかかった費用を「5,000円未満」と回答していますが、離職期間がある人ではその割合が減少し、代わりに3万円以上かかったという回答が増加しています。離職期間中の生活費や準備期間が、費用に大きく影響していると考えられます。
 

■最も大きな出費は生活費

転職活動で最も大きな負担となった費用は「生活費」だという結果が出ました。転職中は収入が減少するかゼロになる場合もあるため、生活費が大きな負担となります。また、交通費やガソリン代など、転職活動に伴う移動の費用も無視できない出費として挙げられています。これらの間接的な費用も事前に考慮しておくことが大切です。
 

■まとめ

転職活動には、思った以上に費用がかかることがあります。特に離職期間が長くなると、生活費やその他の間接的な出費がかさむことがわかりました。転職を考える際には、事前に十分な準備をして、予想外の費用に備えることが成功のカギと言えるでしょう。
 
※出典元
スキルアップ研究所調べ
https://reskill.gakken.jp/4099