2025/01/16   ギグワークス株式会社

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副業の実態:収入増加は実現できるのか?


昨今、働き方改革や終身雇用の見直しを背景に、多くの人が副業に注目しているでしょう。
今回は、株式会社学研ホールディングスのグループ会社である、株式会社ベンドが運営する「スキルアップ研究所」にて行った、「副業の目的とその結果に関する実態調査」を紹介します。
 

■副業で稼げる? その実態とは

今回の調査によると、副業をしている人の8割以上が「副業の年収が50万円以下」であることがわかりました。さらに、その中でも「25万円以下」の人が7割以上を占めています。一方、100万円以上の収入を得ている人はわずか3%で、副業で高収入を得るのは非常に難しい現状が浮き彫りになりました。
 


■副業の種類と選び方:収入だけが目的じゃない?

調査によると、「軽作業」が最も人気の副業で、次いで「ネットビジネス」が挙げられました。他にも投資関連やWEB・動画制作など、さまざまな分野があることがわかりました。しかし興味深いのは、本業と副業が関連しているケースは少ないという点です。
多くの人が「スキルアップ」ではなく、単純に「収入増加」を目的として副業を選んでいることが要因と考えられます。それでも、本業と関連する分野では知識や経験が活かされることで比較的高い成果を上げる傾向も見られます。
 

■まとめ

今回の調査から見えてきたのは、副業の目的と現実とのギャップです。収入を増やすために始めた副業ですが、実際の収入は多くの場合控えめであることがわかりました。しかし、その一方で、収入以外のやりがいや経験を重視する人にとって、副業は可能性のある選択肢と言えるでしょう。
副業に興味があるなら、収入だけでなく、自分の興味や本業との相乗効果を考えながら選ぶことが成功の鍵かもしれません。
 
※出典元
スキルアップ研究所(https://reskill.gakken.jp/)調べ
https://reskill.gakken.jp/4500