2024/06/21   ギグワークス株式会社

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キャリア形成に関する意識調査:20代・30代の正社員の声


あなたは将来のキャリアに不安を感じていますか?
今回は、株式会社ジェイックの子会社で、「Kakedas(カケダス)」を運営する株式会社Kakedasが、20代・30代の正社員を対象に行った「キャリア形成」に関する意識調査を紹介します。
 

■どのくらいの人がキャリアに不安を抱えているのか?

今回の調査によると、20代・30代の正社員の約7割が将来のキャリアに対して何らかの不安を感じていることが分かりました。調査結果では、「少しある」と答えた人が44%、「強くある」と答えた人が25%でした。多くの若者が将来について何らかの不安を抱えているようです。
この結果を見ると、キャリアに対する不安は非常に一般的なものであり、誰もが一度は感じるものであることが分かります。こうした不安にどう対処するかが重要なポイントになるでしょう。
 


■今後のキャリア展望はどうなっているのか?

将来のキャリア展望についても、調査結果はあまり楽観的ではありませんでした。「あまり明確ではない」と答えた人が45%、「まったく明確ではない」と答えた人が27%でした。これに対し、「非常に明確」と答えた人はわずか5%にとどまりました。多くの人が将来のキャリアについて具体的なビジョンを持っていないということがうかがえます。
 

■転職の可能性はどれくらいあるのか?

将来のキャリア形成に不安を感じる中で、転職を考える人も多いようです。調査では、「具体的に転職活動を行っている」と答えた人が4%、「転職の可能性はある」と答えた人が58%でした。つまり、約6割の人が転職を視野に入れているという結果になりました。
キャリア形成に不安を感じる理由として、現在の職場に満足していないことや、さらなる成長を求めていることが挙げられます。転職活動は、新しい環境で自分のスキルを活かすチャンスでもありますが、同時にリスクも伴います。そのため、慎重な判断が求められます。
 

■まとめ

今回の調査結果から、多くの若い正社員が将来のキャリアについて不安を感じていることが明らかになりました。また、キャリア展望が明確でないことが不安の一因となっているようです。さらに、転職を考える人が多いことも注目すべき点です。社員一人ひとりが明確なキャリアビジョンを持ち、不安を軽減できるような環境づくりが重要となるでしょう。