2022/09/05 ギグワークス株式会社
「学生時代よりも社会人になってからのほうが勉強している」と感じている方は多いのではないでしょうか。実際に、副業につなげたいなどの理由から、社会人の約9割が勉強に取り組んだことがあるようです。今回は、株式会社ライズ・スクウェアが実施した調査を参考に、社会人が取り組む勉強についてご紹介します。
株式会社ライズ・スクウェアの調査によると、「社会人になってから勉強に取り組んだことがあるか」と質問したところ、89.2%の方が「ある」と回答したそうです。
「ある」と回答した方に勉強内容を聞くと、最も多かったのは「OAスキル」、次いで「語学・翻訳」、第3位は「簿記・会計」という結果でした。「OAスキル」とは、パソコンなどを用いて業務を自動化、効率化するスキルを指し、一般的にはMicrosoftのWordやExcel、PowerPointのスキルが求められます。
第1位から第3位に共通するのは、本業でのキャリアアップや転職に活かせるスキルであることです。また、「OAスキル」と「簿記・会計」は、副業をするうえでも役立つスキルであるため、身につけようとする方が多いと推測できます。
なにかと忙しい社会人の勉強方法とは、どのようなものなのでしょうか。同調査内で、「社会人になってからの勉強方法」について質問すると、第1位は「本で勉強した」、第2位は「スクール・講座に通った」、第3位は「インターネットで調べた」という結果になりました。全体的には、本やインターネットなどを利用して独学で勉強した方が多いようです。
独学で勉強する方法は、時間や場所に縛られないというメリットがあります。一方で、専門用語が多い場合や独学で理解するのが難しい内容があった場合に、自分自身で調べて理解するのに時間がかかるなどのデメリットがあります。
講座などを受講し講師から教えてもらう方法は、講師に質問ができるというメリットがある一方で、独学に比べて費用がかかるというデメリットがあります。
今回の調査から、社会人になってから勉強している方の多くは、スキルアップや副業に活かせる内容を、独学や講座などで勉強していることがわかりました。ご自身に合った勉強方法で、本業や副業ですぐに活かせるスキルを学ぶと、モチベーションを維持しやすいでしょう。