2023/12/06   ギグワークス株式会社

業界ニュース

職場のデジタル化の現状と課題とは?


あなたの職場はデジタル化が進んでいますか?
デジタル化が進むにあたって課題はあるのでしょうか。
今回はエン・ジャパン株式会社が行った「職場のデジタル化」についてアンケートを紹介します。
 

■デジタル化は進んでいるのか?

今回の調査によると、職場のデジタル化が進んでいると感じる人は56%に上りました。特にペーパーレス化、クラウド上でのデータ管理・保存、会議のオンライン化が進展しているとの声が多く聞かれました。しかし、一方で紙ベースの業務がまだ多く、FAXでの取引や紙の資料を使用するオンライン会議など、デジタル化が進んでいないと感じる瞬間も存在します。デジタル化の進展がまだ不均一あるようです。
 


■デジタル化のメリットと課題は?

デジタル化のメリットとしては、データの保管・管理の容易さ、情報共有のしやすさ、仕事のスピードの向上が挙げられています。しかし、意思疎通の難しさや慣れるまでの時間、リテラシーの差による悩みも存在します。特に、対面でのコミュニケーションが減少することで、人間関係の構築やアイデアの創出に影響が出ているとの声もあります。これらの課題は、デジタル化の進展に伴う新たな問題点として注目されています。
 

■リスキリングの必要性とは?

調査では、約8割の人が仕事や仕事探しにおいてリスキリング(新しい技能や知識を身につけること)の必要性を感じていると回答しました。リスキリングに興味がある人は73%に上り、特にWeb・IT系、AIに関するスキル習得への関心が高いことが分かります。デジタル化が進む現代において、新しい技術や知識を身につけることが、個人のキャリア発展にとって重要であるようです。
 

■まとめ

今回のアンケート調査は、職場のデジタル化の現状とその影響について重要な情報となっています。デジタル化が進む中で、ペーパーレス化やクラウド利用の進展が見られる一方で、コミュニケーションの問題やリテラシーの差が新たな課題として浮上しています。また、リスキリングの重要性が強調され、これからの時代を生き抜くためには、常に新しい技術や知識を学び続けることが求められていることが明らかになりました。