2023/08/25   ギグワークス株式会社

業界ニュース

【労働市場データレポート】現在の労働市場の実態とは


職業選び、副業選びには労働市場を知ることも大切になってくるでしょう。
仕事選びに影響する最新の労働市場データをツナグ働き方研究所が発表しました。今回は、先月も紹介した「労働市場データレポート」の2023年6月度のレポートを紹介します。
 

■有効求人倍率は2か月連続で下降

2023年6月度の有効求人倍率は1.30倍となり、2か月連続で前月を下回る結果となりました。パートと正社員の求人倍率に違いが見られ、パートの求人倍率は1.30倍、正社員の有効求人倍率は1.03倍という結果となりました。
また、完全失業率は2.5%で、前月比・前年同月比ともに微減しましたが、15-24歳の失業率は上昇しており、全体的に微細な変動が見られる労働市場の状況となっています。
 


■新規求人数の減少、どの業界が影響を受けた?

新規求人数は前年同月比で2.1%減少した結果となりました。
製造業や建設業などの減少が目立つ一方で、宿泊業や飲食サービス業などは増加しています。
 

■まとめ

2023年6月度の労働市場データからは、有効求人倍率の減少、完全失業率の微減、新規求人数の減少などが確認されました。特定の年齢層や産業における動向など、今後の労働市場の方向性を考える上で重要な指標となるでしょう。このデータを踏まえ、自身のキャリアプランを考える参考にしてみてはいかがでしょうか。