2024/06/06 ギグワークス株式会社
あなたは自分らしい働き方を考えていますか?
今回は、ヒューマンホールディングス株式会社が企業や団体に勤める20~28歳の男女1,000名を対象に行った、「仕事観と自分らしさに関する調査」を紹介します。
今回の調査によると、多くのZ世代が「ワークライフバランスを保つ」や「仕事とプライベートをきっちり分ける」ことを自分らしい働き方と考えています。調査によれば、「ワークライフバランスを保ちながら働く」が17.6%、「仕事とプライベートをきっちり分ける」が13.9%と、バランスの取れた生活を重視する意向が強いことが分かりました。彼らにとって、自分の時間を大切にしながら働くことが理想の働き方のようです。
調査では、Z世代が職場に望む制度として「週休3日」が40.9%で最も多く挙がりました。次いで「副業・兼業の許可」が26.7%、「フレックスタイム制度」が26.4%と続きました。これらの結果から、Z世代は限られた時間を有効に活用し、充実した生活を送りたいと考えていることがわかります。
また、副業に対する意向も高く、68.5%が何らかの形で副業を希望していますが、「複業」や「起業・独立」に対する意欲は低いことも特徴的です。
Z世代が仕事において感じるストレスのトップ3は「給与」(36.3%)、「社風・職場の雰囲気」(21.0%)、「仕事のミス」(20.8%)でした。給与に関するストレスが最も多い一方で、将来の目標年収は男女ともに「400万円~500万円」が最多でした。この目標は、昨年の平均年収458万円前後と一致しており、現実的な目標を持っていることがわかります。
今回のZ世代の仕事観と自分らしさに関する調査から、彼らが求める働き方や職場の制度、感じるストレスのポイントが明らかになりました。ワークライフバランスを重視し、充実した生活を送りたいと考えるZ世代。これからの職場環境は、彼らのニーズに合わせた柔軟な制度を取り入れることが求められるでしょう。