2024/03/05   ギグワークス株式会社

業界ニュース

現役および元介護士にアンケート、介護職の現状と未来とは


あなたは介護職の現状について知っていますか?
今回は、株式会社ニチイ学館が現役介護士・元介護士465名を対象とした就労状況(介護士としての勤務年数・選択の理由・今後の意向など)に関するアンケート調査を紹介します。
介護士の勤務年数や仕事を選んだ理由、そして将来に対する思いが明らかになりました。
 

■介護士の勤務実態はどうなっている?

今回の調査によると、現役介護士の約7割が5年以上の勤務経験を持っています。これは、一般に考えられがちな「介護士はすぐに辞めてしまう」というイメージとは異なり、多くの介護士が長期間にわたってこの仕事に従事していることを示しています。また、介護職を選んだ理由としては、女性は「資格を活かせる仕事だから」、男性は「社会貢献度が高い仕事だから」という回答が多く見られました。
 


■介護職の未来に対する希望と課題は?

現役介護士の約7割が今後も介護の仕事を続けたいと回答しており、元介護士の約半数にも再び介護の仕事をしたいという意向があることがわかりました。これは、介護職に対する強い使命感や社会への貢献を感じていることの表れかもしれません。しかし、介護の仕事を辞めたいと考える理由として「給料が低い」という声が多く、給与面での改善が今後の課題として挙げられています。
 

■まとめ

今回の調査結果は、介護職に対する一般的なイメージとは異なる現実を浮き彫りにしました。多くの介護士が長期間にわたって勤務しており、また、将来に対しても前向きな姿勢を持っていることが明らかになりました。一方で、給与面での不満も根強く、介護業界全体の課題として取り組む必要があるでしょう。介護職の魅力と課題を理解し、より良い介護の未来を目指すことが重要です。