2023/07/26   ギグワークス株式会社

業界ニュース

ポストパンデミック時代の働き方とは?

2020年から始まったコロナ渦、そして戦争やAIの実用化など、私たちの生活は大きく変わりました。この変化の3年間を経て、コクヨ株式会社がパンデミック後の労働環境とワーカーの意識変化に焦点を当てた調査結果を「WORK VIEW 2023 ポストパンデミックのはたらきがい —内向化するワーカーのゆくえ—」としてまとめました。

働く場所と働き方の進化

2020年4月の緊急事態宣言後、在宅勤務の割合は約80%まで急上昇しましたが、2023年の出社率は67.5%に達し、コロナ禍前の水準(出社率73.8%)に近づいています。現在、リモートワークを採用する企業は約50%で、企業の姿勢は原則出社とリモートワーク導入の間で二極化しています。また、リモートワーカーにとっては、偶然の出会いや「業務の周縁情報」の重要性が増しています。リモートワークの利点としては、「通勤時間がないためストレスが軽減されること」や「仕事と生活のバランスが取りやすい」などがありますが、その一方で、人との出会いが少なくなるため、偶然のチャンスをつかむハードルが高くなっている可能性があります。

仕事観の変化

パンデミックからの約3年間で仕事観には大きく2つの変化が見られました。ひとつは、いつもと変わらぬ日常性を大切にしたい「安定志向」が強まったこと。もうひとつは、起業やリーダーとしての活動を通したオーナーシップの向上や、兼業・副業などを通して個別特有に組み合わされた専門性の構築へ意欲を持つ「オンリーワン志向」が弱まっていることです。これは、周囲とは異なる際立ったオリジナリティより、周囲となじむバランス感覚への意識が強まっていると考えられます。


まとめ

このレポートの結果より、ポストパンデミック時代の働き方とワーカーの意識変化についてわかりました。これらの調査結果は、組織の働き方を設計する上での重要な示唆していると思いますので、ぜひ今後に参考にして頂きたいです。
記事には記事には兼業・副業を通して、と記載がありましたが、オンリーワン思考の人でもそうでないバランス的な思考の方でも、ぜひある意味の「安定」を手にするためにぜひ「GiGWorks Basic」で案件を探してみて、まずは気軽でも良いので仕事の話を聞いてみることがより今後の意味での「安定」に役立つかもしれません。