2022/03/28   ギグワークス株式会社

業界ニュース

副業したい理由の67.3%が「不労所得」獲得のため


クラウンコンサルティング株式会社は、副業を検討している全国の会社員の男女110名に対象に、コロナ禍における「副業」に関する意識調査を実施しましたので、発表いたします。

 
副業を行いたい理由、最も多かったのは「不労所得の獲得」が約7割

副業を始めたいと考える若者が増えていることは感じるが、その背景にはどのような理由があるのだろうか。クラウンコンサルティングによる調査で「副業を実施したい理由」について調査している。結果は下記の通りだ。

  • 不労所得の獲得:67.3%
  • スキルや経験の取得:47.3%
  • 人脈や視野が広がる:32.7% 

この結果から、将来への投資という視座を持った人々が多く副業をする意欲が高いことがわかる。不労所得の獲得という回答が多いことから、金銭的な不安を解決することが副業のモチベーションとなっているのかもしれない。

 

副業意欲が増した理由、「将来への不安が増えたから」が61.4%

では、このような副業意欲の増加に対して、新型コロナウイルスによる影響はどの程度あるのだろうか。
同調査にて「コロナ禍で、副業の実施に対して意欲的になった理由」を質問している。
結果は下記の通りだ。

  • 将来への不安が増えた:61.4%
  • 収入が減った:52.5%
  • リモートワークや外出自粛で時間に余裕ができた:30.7% 

収入を中心とした将来への不安が増加し、それに比例して副業意欲も増加していると言える。また、通勤時間や残業時間の削減により、副業をする余裕が生まれたということも大きな要因となっているようだ。
 

まとめ

本記事で紹介した調査は、副業を検討している全国のサラリーマンを対象に、「副業」に関する意識調査をしたものだった。
副業を行いたい理由として最も多い回答は、不労所得の獲得(67.3%)であった。
コロナ禍によって副業への意識が変化した理由として、将来への不安、収入の低下というネガティブなものとリモートワークによって生まれた時間の余裕を有効活用するためというポジティブな理由もみられた。