2024/04/18 ギグワークス株式会社
あなたは自身のスキルアップに向けて何をしていますか?
時代の変化に伴い、リスキリングはもはや避けられないテーマとなっています。
今回は、株式会社ベンドが運営する「スキルアップ研究所」にて行った、「リスキリングに対する労働者の現場の意見調査」を紹介します。
今回の調査結果では、多くの労働者がリスキリングへの強い熱意を持っている一方で、実際に行動に移せているのは約38%という結果になり、多くの背景がありそうです。リスキリングに必要なスキルの明確な指示が不足していること、企業による支援体制が整っていないことが、大きな障害となっています。特に、資格取得に対する支援が最も求められており、実際の取り組みへの大きなハードルとなっているようです。
リスキリングに積極的に取り組むためには、企業からの具体的な支援が不可欠です。今回の調査によれば、資格取得支援だけでなく、補助金の支給や評価制度への組み入れなど、金銭的・制度的な支援を求める声が多く上がっています。これらの支援を通じて、リスキリングへのインセンティブを提供することが、労働者の熱意を具体的な行動へと繋げる鍵となるでしょう。
今回の調査からは、リスキリングへの熱意と実際の行動の間に大きなギャップが存在することが明らかになりました。リスキリングを推進するためには、企業による明確なスキル指示と充実した支援体制の整備が不可欠です。これからの時代を生き抜くためには、企業と労働者が協力してリスキリングの取り組みを進めていく必要があります。個人のキャリア発展だけでなく、企業の競争力強化にも繋がるリスキリングの推進に向け、企業はもっと前向きに動くべき時が来ていると言えるでしょう。
※出典元
スキルアップ研究所調べ
https://reskill.gakken.jp/3315