2024/07/23 ギグワークス株式会社
今年の夏休みはどのように過ごしますか?
今回は、株式会社インテージが全国の15歳から79歳の男女(5,000人)を対象に行った、夏休みに関する調査結果を紹介します。
今回の調査によると、今年の夏休みの予算は平均58,561円で、昨年の60,146円に比べて若干の減少となりました。物価高や円安が予算に大きな影響を与えていることがわかります。昨年は前年比1.2倍と大きく増加しましたが、今年はその勢いが止まりました。
予算が増えた人の理由としては、物価高・円安だからという回答が最も多く、26.9%でした。また、外出や人に会う機会が増えるから(26.1%)、旅行へ行くから(25.3%)も上位に挙がっています。一方、予算が減る理由も同様に物価高・円安だからという回答が最も多く、51.5%を占めています。給料が増えないから(35.2%)、電気代・ガス代が上がるから(33.1%)も理由として挙げられました。
今年の夏休みの過ごし方についての調査では、最も多いのは自宅で過ごす(36.9%)という結果でした。次いで、国内旅行(宿泊あり)(19.1%)、ショッピングや食事など(18.5%)が続きます。昨年大きく増加した海外旅行は2.1%で、昨年並みの結果となりました。
海外旅行の予算は昨年から約7万円減少し、443,058円となりました。これは、円安の影響を受けて、ヨーロッパなどの遠方への旅行が減少し、比較的近いアジアの旅行が増加したことが要因と考えられます。国内旅行(宿泊あり)の予算は102,318円で、昨年から約2千円の増加となりました。宿泊料金の上昇が予算増加の主な理由です。
今年の夏休みが猛暑となった場合の過ごし方についても調査が行われました。予定変更を検討する人は13.5%という結果でした。具体的な対策としては、「水分をこまめにとる」(50.9%)、「外出を控える」(40.8%)、「冷房がきいた施設で過ごす」(36.3%)が上位に挙がっています。
今年の夏休みは物価高や円安の影響を強く受けており、予算や過ごし方に変化が見られます。それでも、多くの家庭が楽しい夏を過ごすために計画を立てています。あなたの夏休みの計画はどのようなものですか? 工夫して楽しい夏を過ごしましょう。