2023/11/01   ギグワークス株式会社

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「困ったとき、誰に相談しますか?」 日本のキャリアに関する実態調査


あなたは仕事や働くことに関する悩みを相談したことがありますか?
相談するとしたら誰に相談しますか?
今回は、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会が行った「相談するということの実態調査」を紹介します。
 

■「キャリア」とは何を指すのか?

「キャリア」という言葉を聞いたとき、多くの人が「仕事や職務の経歴」と関連付けて考えていることが判明しました。また、キャリアを築く上での重要な要素として「仕事での経験の積み重ね」が挙げられました。これらの回答から、多くの人がキャリアを「仕事や働くこと」と強く結びつけていることがわかります。
 


■仕事の悩み、誰に相談している?

仕事やキャリアに関する悩みを他人に相談したことがある人は全体の約4割にとどまり、その中でも「家族や身内」が最も多い相談相手となっていました。これは、仕事の悩みを外部の専門家や知人にオープンにする文化がまだ根付いていないことを示しているかもしれません。
 

■キャリアコンサルタントとは?

キャリアコンサルタントという職種を知っている人は全体の約3割で、その中でも仕事内容を正確に理解している人は少ないことが明らかになりました。しかし、キャリアに関する相談のニーズは高く、適切な情報提供や啓発が行われれば、キャリアコンサルタントの役割がより社会に浸透する可能性があります。
 

■まとめ

日本のキャリアに関する実態調査から、多くの人がキャリアを「仕事や働くこと」と強く結びつけて考えていること、仕事の悩みを他人に相談する文化がまだ根付いていないこと、そしてキャリアコンサルタントという職種の認知度が低いことが明らかになりました。これらの課題を乗り越え、キャリアに関する相談やサポートがより身近になることが働く上で大切になってくるでしょう。