2024/03/25   ギグワークス株式会社

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動画視聴で学ぶ新時代:学習習慣に関する最新調査


あなたは動画で何を学んでいますか?
今回は株式会社フォーイットが10代~80代までの男女500人を対象に行った、動画視聴に関するアンケートを紹介します。
学び系動画の視聴時間や視聴率に関する興味深いデータが集められました。
 

■学び系動画はどれくらいの人が見ているのか?

今回の調査結果によると、約40%の人がYouTubeなどのSNSで学び系の動画を視聴していることがわかりました。最も多い視聴時間は「15分未満」という回答で、次いで「15分〜30分未満」、「30分〜1時間未満」と続きます。しかし、全体の約60%は学び系の動画を見ていないと回答しており、動画を通じた学びにまだまだ広がりがあることを示唆しています。特に10代の視聴率が高く、デジタルネイティブの影響が見て取れます。
 


■年代や職業による違いは?

10代の視聴率が56%と最も高く、60代以上では30%と低下します。これは、デジタルコンテンツへの親和性が年代によって異なることを物語っているようです。また、職業別では「会社員・公務員」や「学生」などが40%から50%前後で学び系動画を視聴している一方で、「自営業・自由業」では約30%にとどまり、仕事の忙しさが視聴時間に影響している可能性があります。短時間で要点を得られるショート動画の人気が高まっていることも、タイムパフォーマンスを重視する現代人の傾向を反映していると言えるでしょう。
 

■まとめ

この調査は、動画を通じた学びが日本全国でどのように受け入れられているかを示す貴重なデータを提供しています。特に若年層の高い視聴率は、将来的な教育や学習の形が大きく変わる可能性を示唆しています。一方で、まだ学び系動画を見ていない人が多いことから、これらのコンテンツの普及と魅力的な学習材料の提供が今後の課題となりそうです。動画での学びがもたらす可能性は無限大であり、私たちの学習方法に革命を起こすかもしれません。
 
※出典元
https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14358/