2024/08/29 ギグワークス株式会社
昨今、「タイムパフォーマンス」という言葉をよく耳にするようになりました。
今回は、株式会社学情が2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に行った、「タイパ(タイムパフォーマンス)」についての調査を紹介します。
今回のアンケート調査によると、多くの学生が日常生活や就職活動において「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識していることが分かりました。彼らは限られた時間をいかに効率よく使うかを考え、そのための手段としてインターネットを活用する傾向にあるようです。
調査結果によれば、学生の約7割が普段の生活や就職活動において「タイパ」を意識していると回答しました。特に、就職活動においては「限られた時間を有効活用したい」「志望業界や企業が決まっていないので、多くの企業情報を効率よく収集したい」「大学の研究、部活、アルバイトなど様々な活動と両立させるため」といった理由が挙げられています。これらの回答から、学生たちは時間の有効活用を強く意識しており、効率的に成果を上げることを目指していることが分かります。
Z世代と呼ばれる学生たちは、SNSや動画配信サービスなど、日常的に大量の情報に触れる環境で育ってきました。そのため、最小の労力で最大の成果を得ることを重視する傾向が強いようです。彼らの「タイパ」意識は、単なる効率化への関心を超え、情報過多の現代社会において自己管理を行う手段としても機能しています。今後、学生たちがどのように「タイパ」を活用していくのか、その動向に注目が集まるでしょう。
今回の調査から、2026年卒の大学生・大学院生が「タイムパフォーマンス」を強く意識していることが明らかになりました。彼らは限られた時間をいかに有効に使うかを考え、その手段としてデジタルツールを活用しています。この「タイパ」への意識の高さは、これからの就職活動やキャリア形成においても重要な要素となるでしょう。未来の社会で活躍するための準備として、彼らの意識や行動は大いに参考になるのではないでしょうか。