2022/07/15 ギグワークス株式会社
現在の若手社員は、「Z世代」と呼ばれる1995年頃から2010年代に生まれた方々が多くいます。これから社会で活躍していく彼ら・彼女らは、働き方や、ワークライフバランスについてどのように考えているのでしょうか。
今回は、株式会社マイナビが行ったインターネット調査と座談会の内容を参考に、1995年以降に生まれた社会人が考える働き方についてご紹介します。
株式会社マイナビによると、アンケートにて「仕事(バイト・学業含む)とプライベートの理想のバランスを教えてください。(仕事:プライベートの順番で回答)」と質問したところ、「4:6」と「5:5」が20.2%と最も多くなりました。具体的には、やりがいを感じながら仕事している方でも、心身ともに健康でいるためにプライベートをより重視したいといったような意見が見られました。このことからZ世代は、仕事と私生活の両方を充実させたいと考える傾向があると言えます。
また、株式会社マイナビは仕事に対する充実感に関しても質問しました。座談会での「仕事で充実感を持つのはどんな時ですか?」という問いには、「数字として成果が出た時」や「サポートした営業担当から良い報告を受けた時」などの具体的な場面が挙がったそうです。一方、充実感を感じられないケースについては、「誰にでもできる仕事しかやれていない時」など、こちらも具体的なシーンがいくつも挙がりました。Z世代は、価値ある仕事をできたと実感できた時に、仕事に対して充実感を感じていると言えるでしょう。
Z世代のワークライフバランスの考え方について、やりがいを感じられる仕事をしながら、同時にプライベートも充実させたいと考えている方が少なくないことがわかりました。プライベートの時間の使い方は様々ですが、趣味で活用していたSNSを副業として運用する方もいます。Z世代に限らずとも、本業だけでなくプライベートの時間を充実させてキャリアパスに繋げていくことも考えてみると良いでしょう。