2023/12/14   ギグワークス株式会社

業界ニュース

新時代の新入社員:対面コミュニケーションの重要性とキャリア意識の変化


あなたは新入社員の最新トレンドを知っていますか?
「対面シフト」が加速し、新入社員たちは仕事と学びの「リアルなつながり」を強く求めているようです。
今回は、株式会社日本能率協会マネジメントセンターが発表した「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2023」を紹介します。
 

■新入社員の考えは変化しているのか?

今回の調査によると、新入社員のキャリア意識は変化していると読み取れます。多くの新入社員が、社外経験よりも現在の会社での成長を望んでおり、失敗を恐れずに新しい挑戦をする意欲が高まっています。しかし、管理職への昇進願望は減少傾向にあり、意識と行動のギャップが広がっていることが示されています。
 


■学びと働き方の新しい傾向

新入社員の学びへの意欲は非常に高く、90.9%がこの一年で新しいことを学んだと回答しています。また、新人研修はオンラインから対面形式に戻る傾向にあり、リアルなコミュニケーションの重要性が再認識されています。働き方に関しては、オフィス勤務へのシフトが顕著で、多くの新入社員がオフィスでの仕事を好むと答えています。これは、対面でのコミュニケーションがストレスの軽減や人間関係の改善に寄与していることを示しています。
 

■指導・育成における課題とは?

指導者たちも新入社員のレベル向上を実感していますが、自身の成長実感は減少しているという課題が浮き彫りになっています。新入社員の育成においては、対面での指導が重要視されており、働き方の多様化に伴う指導方法の変化にも注目が集まっています。新入社員との関係性の構築やコミュニケーションの重要性が、今後の指導者にとっての大きな課題となりそうです。
 

■まとめ

今回の調査からは、新入社員の意識や行動における顕著な変化が読み取れます。特に「対面シフト」の加速は、新入社員と指導者の間でのコミュニケーションや関係性構築において重要な要素となっています。これらの変化を理解し、適応することが、今後の職場環境における成功の鍵となるでしょう。