2023/01/20 ギグワークス株式会社
国交省は2022年10月に軽自動車の使用を解禁した。
副業時代の代表格として、配送事業がある。今回ラストワンマイル領域の新たな手段で配送員不足解消となるか、
軽自動車を利用した配送に関する動向として配送に対する意識調査が実施されているので、記事にて紹介します。
これまでは商用車タイプに限られていた配送手段が、乗用車タイプの軽自動車も解禁され、配送手段を広げ事業者の経営安定化や新規参入を国交省は促しています。
<これまで>
・商用車タイプしか貨物配送ができなかった
・自転車やバイクでは数があまり運べない
<2022年10月から>
・家庭用軽自動車でも貨物配送が可能に
・黒ナンバーの取り付けは必要
Q1.軽自動車で配達ができるならやってみたい?
アンケート調査の結果、自宅の軽自動車で配送ができるならやってみたいという声は58%になり、配送員不足のラストワンマイル領域に新たな風が吹く可能性が出てきています。
その他に空き時間を活用して収入を得たい人は65%となり、コロナ禍の一時的な配送員不足や長時間労働による、ドライバーの課題解消につながる期待が高まっているようです。
一方、配送業務を行うには黒ナンバーの取得が必要となのだが、それを知っている人は37%と低い数字にとどまっています。
Q2.どのくらいの稼働時間ならやってみたい?
副業としてライトに配送業務をやってみたいという声が多く、週10時間程度で38%、週5時間以内が26.5%と短時間だけ働きたい声が半数以上を占めており、
スキマ時間や土日などの休みの日を活用して働きたいといった意識傾向にあります。
今回は、207株式会社のオンライン上でのアンケート調査から、改めて配送事業への関心や副業への関心がまだまだ高いことが分かりました。
その中で、新たな配送手段が広がることは、事業者だけでなく、働き手にとっても大変メリットの大きい改正だったのではないでしょうか。
手段が広がることにより、新たなギグワーカーも増え、依頼をする事業者も増えるはずなので、こういった記事も今後注目して見ていきたいと思います。