副業の実態：収入増加を求め、時間の制約に直面

あなたは副業を考えたことがありますか？
現代社会では、副業は多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。
今回は株式会社mitorizが消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」の会員3,002人に行った、「副業に関する調査」を紹介します。
 

■副業を始める動機とは？

今回の調査によると、副業経験者の約2割が現在も副業を続けており、その経験年数は「10年以上」が最多でした。一方で、副業を始めた理由としては「収入を増やしたい」が圧倒的に多く、次いで「余暇時間を有効活用するため」という理由が挙げられました。特に女性は「余暇時間を有効活用するため」に副業を選ぶ傾向があり、副業を通じて自己実現を図る人も少なくありません。しかし、副業を始めたものの、短期間で辞めてしまう人も多く、副業の継続は容易ではない現実が浮き彫りになっています。
 

■副業に対する興味はあるが…

副業未経験者の約4割が「副業に興味がある」と回答していますが、実際に副業をしない理由として「時間の余裕がない」という声が最も多く聞かれました。また、「体力的な余裕がない」「精神的な余裕がない」といった理由も上位に挙がり、副業を始めるには多くの障壁が存在することがわかります。さらに、「余暇時間は家族やプライベートの時間に使いたい」という回答も多く、ワークライフバランスを重視する傾向が見受けられます。
 

■まとめ

副業は多くの人にとって魅力的な選択肢ですが、実際には時間や体力、精神的な余裕などの制約に直面しています。副業を成功させるためには、これらの制約をどのように乗り越えるかが鍵となります。また、副業を通じて収入を増やすだけでなく、自己実現やスキルアップを目指す人も多いことが調査から明らかになりました。副業に興味があるなら、まずは自分にとって何が最も重要かを考え、計画的に取り組むことが大切になるでしょう。