2024/03/15   ギグワークス株式会社

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「はたらく」を深く考える:ハイクラス人材の意識調査から学ぶキャリア形成のヒント


あなたは自分のキャリアに何を求めますか?
今回はパーソルホールディングス株式会社が行った「はたらく定点調査」のなかから「ハイクラス(年収800万以上)人材」を切り口にしたデータについて紹介します。
今回の調査結果から、ハイクラス人材の就労意識に関する興味深い結果が明らかになりました。
 

■ハイクラス人材は何を大切にしているのか?

今回の調査によると、ハイクラス人材は「自分の成長」を重視しており、そのために「未来のため」「やりがいのため」に働く傾向があることが分かりました。年収800万円未満の人材と比較して、自分の成長を重要視する割合が高く、やりがいを求める姿勢も顕著です。これは、単に高収入を得ることだけではなく、自己実現や充実感を仕事から得たいというハイクラス人材の強い意志を示しています。彼らは、仕事を通じて自分自身を成長させ、より良い未来を築くことに価値を見出しているようです。
 


■彼らが自信を持つ能力とは?

また、ハイクラス人材は「リーダーシップ・推進力」「論理的思考力」「専門的なスキル」「交渉力」など、特定の能力に自信を持っていることが調査から明らかになりました。これらの能力は、彼らが高い成果を出し、組織内での地位を確立する上で重要な役割を果たしています。一方で、真面目な人柄を重視する割合は年収800万円未満の人材の方が高かったことから、ハイクラス人材は特定のスキルや能力の発揮により自信を得ていることが伺えます。これらの結果は、彼らが仕事に対してどのような姿勢で臨んでいるかを示しており、非認知能力の重要性も浮き彫りにしていると言えるでしょう。
 

■まとめ

この調査結果は、ハイクラス人材が仕事に対して持つ価値観や自信のある能力、そして彼らが大切にしていることを明らかにしました。彼らは自分の成長とやりがいを追求し、特定の能力に自信を持っています。これらの知見は、私たち自身のキャリアを考える上で大いに参考になります。自分自身が仕事に何を求め、どのような能力を伸ばしていきたいのか、この機会にじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。