2024/03/21   ギグワークス株式会社

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40歳以上の転職市場動向:ミドル層の新たなチャレンジとは?


あなたは転職を考えたことがありますか?特に40歳以上のミドル層における転職市場が、近年大きな変化を遂げています。
今回はdodaが2023年7月~12月の期間に「doda」のエージェントサービスを利用して転職した個人のデータの分析を行った、「ミドル層の異業種・異職種転職実態レポート」を紹介します。
 

■なぜミドル層の転職が注目されるのか?

近年、40歳以上の転職希望者が増加している傾向にあるようです。特に異業種への転職が65%と高い割合を占め、異職種転職も3人に1人が経験しています。この背景には、社会情勢の変化や企業の新規事業参入が増えたことがあり、即戦力としてのミドル層の人材ニーズが高まっています。また、転職前後で年収が上がるケースが半数以上ありながら、年収が下がるケースも少なくないことが分かります。これは、転職先の業界やポジションによって年収が大きく左右されるためです。
 


■転職市場でのミドル層の立ち位置は?

ミドル層の転職は、経験や専門性を活かせる領域への移行が多く見られます。特に「メーカー」「建設・プラント・不動産」「IT・通信」などの業種に転職するケースが目立ちますが、業種を問わず即戦力人材を求める企業が多いことが理由のようです。また、転職を通じて年収をアップさせる人が多い一方で、自己実現を求めて意図的に年収を下げる選択をする人もいます。これらの動向は、ミドル層が転職市場でどのような価値を持っているかを示していると言えるでしょう。
 

■まとめ

ミドル層の転職市場は、社会の変化や企業のニーズの高まりにより、活発化しているようです。異業種や異職種への転職が一般的になりつつあり、年収の増減も人それぞれ異なる結果となっています。転職を考えるミドル層にとって、これらの情報は今後のキャリア形成において重要な指標となるでしょう。自分自身が何を重視するかを見極め、納得のいく転職を目指すことが、これからのキャリアを豊かにする鍵となるでしょう。