2024/11/07 ギグワークス株式会社
20代の若者たちが副業に求める収入や時間について、どれくらいの収入を得たいと考え、どのような時間を使いたいのでしょうか?
今回は、株式会社学情が行った、「副業で得たい収入・稼働時間」に関しての調査を紹介します。
今回の調査によると、副業で得たい収入について、最も多かった回答は「月1~4万円」でした。しかし半数以上が月5万円以上の収入を目指しており、収入に対する意識の高さが伺えます。「月1~4万円」の回答は47.3%でしたが、「月5~9万円」が30.4%、「月10万円以上」も20.8%と、収入に対する目標が多様であることが特徴的です。収入の一部を生活費や趣味に充てたい、または将来に向けたスキルアップ資金として活用したいと考える若者も少なくないでしょう。
副業に使う時間として最も多かったのは「週1~4時間」で、50.8%がこの範囲を希望しています。次いで「週5~9時間」が30.4%、「週10時間以上」が17.3%と続き、副業を効率よくこなしたいという意向が見られます。副業は本業に支障が出ない範囲で取り組みたいと考える一方で、しっかりと成果を上げるための工夫も求められているのかもしれません。
副業に充てたい時間として最も多かったのは「休日」で84.2%、次いで「勤務後」が65.4%です。平日は本業に集中し、休日に副業でのスキルを磨きたいと考える傾向が強いようです。「休日にまとまった時間が取れると効率が良い」「本業に支障が出ないためには休日を活用したい」などの声も上がっており、オンとオフをうまく切り替えながら成果を出そうとする姿勢が見受けられます。
20代が副業に求める収入や時間の使い方は、柔軟で効率的のようです。月数万円の収入や週に数時間の時間投資で、生活にちょっとした余裕やスキルの向上を目指しています。将来への自己投資や充実した生活を求める姿勢が、今の若者たちの副業意識の中に現れていると言えるでしょう。