2023/05/11 ギグワークス株式会社
昨今いわゆる「ブラック企業」が問題となり、残業時間の減少やIT導入・活用による生産性の改善により、多くの企業で正社員を始めとした労働者の労働環境の改善の動きが活発化しています。一方で、働きたい意欲ある人にとっては制限があることから、外で働き口を広げようという動きも広がっている企業も増えてきている現状です。
今回、正社員の副業の実態について、クラウドワークスの「ホワイトカラー正社員の副業領域に関する市場調査」より、正社員の副業の実態について迫ります。
正社員で実際に副業をしていると答えた人は、回答数1,137に対して10%の割合という結果でした。2018年の副業元年をきっかけに、2022年8月時、経団連調査で副業を認めている・認める予定の企業は70%という結果ということで、副業を認めてはいるが実際に取り組めている人の割合はまだまだ少ないということが分かります。
副業ついてそもそも意欲のない人がいる、副業に興味はあるが何をしてよいか分からない、副業したいが一歩を踏み出せていない人がかなり多いのではないかと思われます。
前記の副業を実際にしている10%の人うち、50%がIT・デジタル職で、ビジネスコーポレート職は35%でした。やはり、技術スキルを持った人の方が積極的に副業市場に身を乗り出して案件を獲得している人が多いと言えます。また、昨今のエンジニアの不足の影響も大いにあると思われます。
今回、正社員の副業事情についての調査結果をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。まだまだ正社員の副業については始まったばかり、ということが分かったのではないでしょうか。正社員の労働環境改善に伴う労働時間の減少、日本国内の少子高齢社会に伴う労働人口の減少、AIの登場ともなうホワイトカラーの仕事の変化と様々なことが起こることが確実となっておりますが、これらの問題乗り越えるためには、「正社員の副業」をより一層促進していくことが重要なります。
ぜひ正社員の方でまだ副業したことがない方は、「GiGWorks Basic」を使って、初めての副業に挑戦してみてはいかがでしょうか?
副業のお仕事情報はこちら!