2024/08/21   ギグワークス株式会社

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仕事探しのリアル:入社前の説明と実際のギャップに関する調査結果


あなたは入社前の説明と実際の仕事に違いを感じたことがありますか?
今回は、株式会社アイデムが総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に行った、仕事探しに関する調査を紹介します。
 

■入社前の説明

今回の調査によると、約79.5%の人が「入社前に聞いていた説明と違い、落胆したことがある」と答えています。さらに、その中の63.9%がそのギャップが原因で職場を退職した経験があると回答しています。主な違いとして挙げられるのは「職場の雰囲気」や「業務内容」、そして「対人関係」です。これらのギャップが積み重なることで、仕事への意欲が削がれ、最終的には退職に至るケースが多いことが浮き彫りになりました。
 


■パートやアルバイト、正社員で異なる求人選びの基準

パートやアルバイトを希望する人々が求人を選ぶ理由のトップは「自宅から通いやすいから」で59.5%でした。一方、正社員希望者の選択基準のトップは「希望する仕事内容だから」で52.6%と、仕事内容に重きを置いていることがわかります。また、性別による違いも見られ、男性は「正社員転換の可能性」や「残業が少なそう」という点を重視し、女性は「扶養範囲内で働けるか」や「賃金の高さ」に重点を置いています。これらの選択基準は、生活スタイルによって大きく異なるようです。
 

■入社前の確認が大切

この調査結果から、求人時の説明と実際の仕事内容や職場環境に大きなギャップがあることが明らかになりました。特に、職場の雰囲気や業務内容に違いを感じた場合、それが退職につながる可能性が高いです。入社前にしっかりと確認を行い、期待と現実のギャップを少なくすることが、長く満足して働ける職場選びの鍵となるでしょう。
 

■まとめ

入社前の説明と実際の仕事にギャップがあると、やる気が失われるだけでなく、退職に至るケースも少なくありません。求人を選ぶ際には、自分の希望や優先順位を明確にし、可能な限り事前に情報を確認することが重要です。期待と現実のギャップを少なくすることで、より満足度の高い職場環境を手に入れることができるでしょう。