2022/08/29 ギグワークス株式会社
業務委託で働く人の収入は、会社員に比べると安定性は劣りますが、事業が軌道に乗れば短期間で大きな金額になります。フリーランスの7割は業務委託の開始時に比べて年収が増えており、1.3倍以上になった方は4割もいるというデータがあります。
今回は、株式会社みらいワークスが、本業がフリーランスの方を対象に実施した調査から、フリーランスの年収の規模と、年収アップのために取り組んだことをご紹介します。
株式会社みらいワークスは調査内で「業務委託(正社員・有期社員との兼業を除く)開始当初と現在を比較し、どの程度年収が向上しましたか」と質問しました。回答者のうち、71.6%の方は年収が上がったと回答しており、40.1%の方が1.3倍以上になったと答えました。なかには、年収が2倍以上になっている方もいるようです。
この結果から、フリーランスとして働き始めたころよりも、年収が上がっている方が多いことがわかります。
年収が1.3倍以上になったフリーランスは、年収アップのために何に取り組んだのでしょうか。同調査内で「年収を向上させる上で取り組んだことを教えてください」と質問したところ、最も多かった回答は「業務の専門知識のインプットやブラッシュアップ」だったようです。また、専門知識をインプットしたりブラッシュアップしたりするうえで重要だったことは、「実務・現場経験」と「独学(書籍、動画、ニュース、知人からの情報収集等)」という回答が最多の75.9%でした。
年収を向上させるためには、日ごろから経験や知識を増やし、業務の専門性を高めることが重要だと考えているフリーランスが多いようです。
今回の調査から、フリーランスを本業する方の多くが、年収アップに成功しており、年収アップには業務の専門性の向上が重要だと感じていることがわかりました。現在、会社員として働いていて「年収がなかなか上がらない」と悩んでいる方は、お持ちのスキルや知識を活かせる同じ業界で、フリーランスに転職することを検討してみてはいかがでしょうか。