2022/02/24   ギグワークス株式会社

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高所得な人ほど副業をしている?【兼業・副業に関するアンケート調査】


副業と聞くとどのようなイメージを持つだろうか。収入の少ない若者が、足りない収入を補うためにアルバイトなどをして稼ぐといったイメージを持つ人もいるかもしれない。今回紹介する調査結果を見ると、そうではないことが明らかとなった。むしろ、高所得なハイクラス人材ほど、副業をうまく利用している。

株式会社プロフェッショナルバンクは、自社に登録をしている経営・ハイクラス人材(年収940万円、年齢50歳/当調査の対象者平均)を対象に兼業・副業に関するアンケート調査を実施した。




経営・ハイクラス人材で副業経験のある人はどのくらい?

同調査によると、対象者のうち、副業・兼業をしたことがある人は40%という結果だった。リモートワークや自宅で過ごす時間が増える現代において、経営・ハイクラス人材の兼業・副業はより加速していくだろう。

 

兼業・副業で何を得るのか?

本業で十分な収入を得ている経営・ハイクラス人材は兼業・副業でどのような価値を得たと感じているのだろうか。最も多い回答は「自分の強みを実感することができた(54%)」であり、次に多かったのは「収入が増えた(48%)」、「本業に役立つスキルを獲得できた(26%)」という結果のようだ。

高収入を得ている経営・ハイクラス人材にとって、経験やスキルを個人でも発揮することで収入以外の収穫も大きいようだ。

 

兼業・副業の未経験者の声

同調査では、兼業・副業をしたことがないという回答者(60%)に対し「兼業・副業をしてみたいかと質問している。結果は76%が「兼業・副業をしてみたい」と回答したようだ。

時代の変化により兼業・副業が解禁されている企業が増えることにより、働き手の意識にも「副業・兼業」という選択肢が浮かぶようになったと考えられる。経営・ハイクラス人材が副業として能力を発揮するということは、彼らを雇用する側の企業にとっても大きな影響がある。プロフェッショナルバンクは、外部のプロが副業として関わりを持ってくれるということは、雇用側の持続的成長に繋がるのではないかと推測している。