2023/11/08 ギグワークス株式会社
昨今では、副業や転職という言葉をよく耳にするようになり、実際に行っている人、行った経験がある人も多くなってきた印象です。
その中で、新卒者の副業・転職への意識はどうでしょうか。
今回は株式会社Synergy Careerが行った「新卒の働いた感想」に関するアンケート調査を紹介します。
新卒者の39.3%が副業を考えていることが調査から明らかになりました。しかし、その中で実際に動き始めているのは19.5%に過ぎず、多くの人がまだ具体的なアクションを起こしていないようです。特に、入社3年目までに副業を始めたいと考えている人が多く、新卒者の中で副業に対する関心が高まっていることが伺えます。副業に対する興味や関心は、今後のキャリア形成においても大きな影響を持つでしょう。
転職を考えている新卒者は全体の41.8%に上ります。しかし、その中で実際に転職活動を進めているのは一部で、多くの人がまだ具体的な行動に移していないのが現状です。転職を考えるタイミングとしても、入社3年目以内が最も多く、新卒者の中での転職意識の高まりを感じる結果となりました。
現在の出社形態に関して、78.6%の新卒者が「基本的に出社」と回答しています。しかし、リモートワークを希望する声も少なくありません。特に「基本的にすべてリモートワークにしたい」という意見や「リモートワークを増やしたい」という意見が多く見られました。新型コロナウイルスの影響もあり、働き方に対する意識が変わりつつあるのかもしれません。
新卒者の間で副業や転職に対する関心が高まっていることが調査から明らかになりました。また、働き方に対する意識も変わりつつあり、多様な働き方を求める声が増えています。企業側もこのような新卒者の意識を踏まえた対応が求められるでしょう。