2023/11/27 ギグワークス株式会社
在宅勤務という働き方が浸透してきた昨今、在宅勤務のメリットとデメリットをどう感じているのでしょうか?
今回はしゅふJOB総研(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス)が行った『在宅勤務』をテーマにしたアンケートを紹介します。
今回の調査結果では、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の中で、在宅勤務の経験が「ない」と答えた人が64.9%に上りました。在宅勤務のメリットとしては、「家から離れた職場まで移動しなくてすむ」という点が77.2%で最も多く挙げられました。
在宅勤務のメリットとしては、通勤のストレス軽減や家事・育児との両立が可能になる点が高く評価されています。しかし、デメリットとしては「家にいると仕事との切り替えがしづらい」という声が65.1%と最も多く、特に50代以上の層でこの問題が顕著でした。また、運動不足や家族とのコミュニケーションの問題も指摘されています。
調査によると、在宅勤務を希望する人の割合は37.4%で、出社を希望する人は22.9%でした。年代が低いほど在宅勤務を好む傾向にあり、逆に年代が高いほど出社を好む傾向が見られました。これは、年代によって仕事と私生活のバランスに対する価値観が異なることを示しているかもしれません。
この調査は、在宅勤務がもたらす多様な影響を浮き彫りにしました。メリットとしては通勤のストレス軽減や家庭との両立が挙げられる一方で、仕事と私生活の境界線の曖昧さや運動不足などのデメリットも明らかになりました。特に年代によって感じ方が異なることが興味深いです。在宅勤務の普及とともに、これらの課題にどう対応していくかが今後の働き方改革の鍵を握っていると言えるでしょう。