2022/07/08 ギグワークス株式会社
リモートワークが広まったことで、社員が場所を選ばずに働くというだけでなく、社内で担っていた仕事を外注化するという動きが増えたと感じている方も多くいるのではないでしょうか。業務委託の活用は今後も加速すると、既存のギグワーカーでも感じている人は多いようです。今回は、業務委託の今後とギグワーカーが持つべきスキルについて、株式会社みらいワークスの調査を基にご紹介します。
株式会社みらいワークスの調査内で、「今後業務委託を活用する動きは加速していくと思いますか。」と質問したところ、「かなりそう思う」と回答した人は21.3%、「ややそう思う」と回答した人が46.3%となったそうです。つまり、現役で業務委託として仕事を受けている人の7割近くが、業務委託が求められていることを実感していると言えます。
なぜ業務委託がより求められると予想されるのでしょうか?株式会社みらいワークスは、前述の回答者に「業務委託を活用する動きが加速すると思う理由を教えてください。」と質問しています。その結果、「終身雇用が難しくなるため」という回答が最も多い69.0%、その他には「今後も副業での働き方が加速するため」や「ジョブ型を導入する企業が増えているため」などの回答が得られたようです。
今後、業務委託の活用が加速しそうな背景がわかった一方、仕事の受注競争が高まるとも言えます。競争を勝ち抜いていくために何が必要なのでしょうか?同調査内での「今後、プロ業務委託人材に求められると思うことを教えてください。」という質問では、62.9%の人が「成果にコミットできるスキル」と回答しました。また、「あらゆる状況の変化に対応できる柔軟性」や「自己管理能力」といったことも挙がったようです。
副業やフリーランスとして独立を目指している方にとって、事業の需要があるかどうか、クライアントの求める結果が出せるスキルはあるかを、ご自身で把握することは重要です。ギグワークを始める前に情報収集や自己分析をおこなってみるのもおすすめです。