2024/01/30 ギグワークス株式会社
近年、多様な労働スタイルが登場しています。
20代のフリーターや未就業者の間で、「正社員になりたい」と考える人はどれくらいいるのでしょうか?
今回は株式会社ジェイックが株式会社アスマークに調査委託し行った、20代のフリーター・未就業者を対象とした「正社員就職」に関するアンケートを紹介します。
今回の調査によると、20代のフリーターや未就業者の中で「正社員になりたい」と答えたのはわずか31%にとどまりました。これは前回の調査から5.5ポイントの減少を示しており、一方で「なりたくない」や「どちらともいえない」と答えた割合は増加しています。この背後には、個人の価値観の変化や最低賃金の上昇など、複数の社会的要因が影響していると考えられます。しかし、この結果を見ると、正社員になることが必ずしも全ての人にとって最適な選択とは限らないことが伺えます。
「正社員になりたい」と答えた人たちは、その理由として「安定」「収入」「福利厚生」などを挙げています。一方で、「なりたくない」と答えた人たちは、「自由」「時間」「縛られたくない」といったキーワードが目立ちます。また、「どちらともいえない」と答えた人たちの中には、「スキル不足や将来設計の不安」を抱えている人も多く見受けられます。これらの声からは、正社員になることのメリットとデメリットが個々人の価値観や生活状況によって大きく異なることが考えられます。
20代のフリーターや未就業者の間で「正社員になりたい」と考える人は意外と少なく、多くの人がその選択に慎重な姿勢を見せています。個人の価値観や社会環境の変化が、彼らの就職観に大きな影響を与えていることが伺えます。正社員として働くことのメリットとデメリットを理解し、自分にとって最適な働き方を選択することが、これからの時代にはより重要になってくるでしょう。