2024/01/05   ギグワークス株式会社

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2023年下半期の求人検索トレンド:シニア層とリモートワークの台頭


昨今では、どのような求人がトレンドになっているのでしょうか。
今回は、株式会社スタンバイが発表した「2023年下半期求人検索トレンド」を紹介します。
今回、特に注目されたのは、シニア層への関心の高まりと、リモートワークの継続的な人気のようです。
※「スタンバイ」利用ユーザーが、「スタンバイ」上で仕事探しを行う際に入力した検索ワードをもとに算出。
 

■シニア世代の求職活動はどう変わった?

今回、一番上昇率が高かったのは「60代」というワードでした。「60代」というキーワードが求人検索で最も上昇したことは、シニア世代の積極的な求職活動を示しています。このトレンドは、「65歳」や「高齢者」などの関連キーワードのランクインにも現れており、シニア層の働き方に対する意識の変化が見て取れます。定年制の変化や長寿社会の到来が背景にあると考えられ、60代でも活躍できる職場を求める動きが顕著です。
 


■リモートワークの需要はまだまだ続く?

一方で、「フルリモート」や「完全在宅」の検索上昇率もトップ10内に入りました。コロナ禍を経て、多くの人々がリモートワークのメリットを実感し、新しい働き方として定着しつつあります。出社義務の復活にもかかわらず、リモートワークを選ぶ人が増えていることは、働き方の多様性がさらに広がっているようです。
 

■まとめ

スタンバイの発表した2023年下半期の求人検索トレンドは、シニア層の積極的な求職活動とリモートワークの継続的な人気を浮き彫りにしました。これらのトレンドは、私たちの働き方やキャリア観に大きな影響を与える可能性があります。仕事探しの方法が多様化し、それぞれのライフスタイルに合った働き方を選ぶ時代が到来しています。これからの「はたらく」をどのように捉え、自分自身のキャリアをどう形成していくか、考えるきっかけになるでしょう。
 
※出典元
スタンバイ調べ https://jp.stanby.com/