2024/03/13 ギグワークス株式会社
あなたは次の転職で何を重視しますか?
今回はdodaが20~59歳のビジネスパーソン500人を対象に行った、ジョブ型雇用に関する調査を紹介します。
今回の調査では、今後転職を考えているビジネスパーソンの半数以上が「ジョブ型雇用」を希望しているようです。この新しい雇用形態は、特定の職務に必要なスキルや経験を明確に定義し、それに合致する人材を採用する手法です。一方で、従来の「メンバーシップ型雇用」は、企業に適した人材を長期的に育成することを目的としています。
「ジョブ型雇用」に対する関心が高まっている理由は、個々のスキルや経験を活かしやすいという点にあります。今回の調査結果によると、ジョブ型雇用を希望する人の多くが「自分のスキルを活かせそうだから」と回答しています。特に20代ではその傾向が顕著で、ジョブ型雇用に対する肯定的な意見が多く見られました。この雇用形態は、明確な職務内容と勤務条件を事前に定めることで、働きやすさとやりがいを提供することが期待されています。
ジョブ型雇用の最大のメリットは、自分の専門性を活かして働ける点にあります。また、職務や目標が明確であるため、モチベーションの維持がしやすいという利点もあります。さらに、勤務地や勤務時間の調整がしやすいという声もあり、ワークライフバランスを重視する人にとって魅力的な選択肢となっています。一方で、専門知識がないと自信を持てない、勤務条件の融通が利かないなどの懸念もありますが、自分の役割や期待を明確にすることで、やりがいやモチベーションを感じやすくなると言えるでしょう。
ジョブ型雇用への関心が高まっている現在、自分のキャリアをどのように築いていくか、どの雇用形態が自分に合っているかを考えることが重要です。ジョブ型雇用は、スキルや経験を活かして成果を出したいと考えるビジネスパーソンにとって魅力的な選択肢となり得ます。自分の仕事に対する理解を深め、納得感のあるキャリアを築くために、今後の転職市場の動向に注目していきましょう。
※出典元
転職サービスdoda「ジョブ型雇用に関する意識調査」