2024/03/04   ギグワークス株式会社

業界ニュース

若年層のキャリア意識変化:勉強と資格取得への取り組み


あなたは仕事に対してどれだけ熱意を持っていますか?
現代のビジネスパーソンはどのように自己成長とキャリアアップを目指しているのでしょうか。
今回は、CCCMKホールディングス株式会社が全国22~69歳のビジネスパーソン男女9,397名を対象に行った、『仕事に対する意識・行動のアンケート調査』を紹介します。
 

■なぜ50代と60代は仕事への熱意が高いのか

今回の調査によると、50代と60代のビジネスパーソンは、他の年代と比較して仕事への熱意が高いことが明らかになりました。この熱意は、「いくつになっても働きたい」という意識の高さにもつながっていると考えられます。特に、40代以降の回答者の中で、この意識は顕著に増加しています。これは、経験の積み重ねと共に、仕事への情熱や使命感が高まることを示唆しているかもしれません。また、この年代のビジネスパーソンは、仕事を通じて社会に貢献し続けたいという強い願望を持っていることが伺えます。
 


■若年層はなぜ勉強や資格取得に力を入れているのか

一方で、20代の3人に1人が仕事のための勉強や資格取得に取り組んでいるという結果が出ました。これは、若年層がキャリアの初期段階で自己成長とスキルアップに積極的であることを示しています。また、コロナ禍を経験し、テレワークや副業など、働き方の多様化が進む中で、若年層はこれらの新しい働き方を受け入れ、自らのキャリアをより柔軟に構築しようとしているようです。特に、起業に関心があると回答した人は、勉強や資格取得にさらに積極的であり、将来に向けた準備を進めている様子が見受けられます。
 

■まとめ

今回の調査結果からは、年代によって仕事に対する意識や行動に大きな違いがあることがわかりました。50代、60代の熱意の高さと、若年層の自己成長への意欲は、現代の労働市場の多様性と変化を反映しています。仕事に対する熱意や、学びへの姿勢は、時代や環境が変わっても変わらない価値を持ち続けているようです。これらの知見は、今後のキャリア形成や人材育成の戦略において、重要な示唆を与えてくれるでしょう。