2024/02/06   ギグワークス株式会社

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世代別就労意識の変遷:満足度が低い年代は?


あなたは今の仕事に満足していますか?
今回は、パーソルホールディングス株式会社が行った「はたらく定点調査」のなかから、「各年代の仕事満足度」の調査結果を紹介します。
 

■仕事満足度の世代間による違い

今回の調査によると、仕事に対する満足度は年代によって大きく異なる結果となりました。特に40代の満足度が最も低く、仕事内容、裁量、忙しさ、経験・能力の活用、キャリア・方向性など、さまざまな面で不満を感じていることが明らかになりました。一方で、10代と60代の満足度は比較的高く、若年層とシニア層の間で満足度が低下し、再び回復する傾向が見られます。この結果は、仕事に対する期待や価値観が世代によって異なることを示唆していると考えられます。
 


■40代の満足度が低い理由

40代の就業者が仕事に対して低い満足度を示す背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、「中年の危機」とも言われるこの時期は、人生の転換点となり、キャリアにおいても新たな方向性を模索する必要があります。しかし、日本の雇用環境では、会社主導の異動が多く、自分の専門性を確立しにくい状況にあります。また、自らのキャリアプランを考える機会も少ないため、40代になっても自分の望むキャリアを描きにくい状況にあります。このような状況が、40代の就業者の仕事満足度を低下させていると考えられます。
 

■まとめ

今回の調査結果から見える世代別の就労意識の違いは、私たちが仕事に対して持つ価値観や期待が、年齢とともに変化することを示しています。特に40代の低い満足度は、日本の雇用環境やキャリア形成のあり方について、改めて考えるきっかけを与えてくれます。仕事に対する満足度を高めるためには、個々のキャリアプランや専門性の確立、そして柔軟な働き方を支援する環境整備が重要であると言えるでしょう。