2024/07/05 ギグワークス株式会社
あなたはどのような福利厚生制度を望んでいますか?
今回は、株式会社ユニークピースが運営する調査研究機関「ママアイ ラボ」が子どもがいる18〜69歳の男女を対象に行った、「企業が導入するべきだと考える新たな福利厚生制度」に関する調査を紹介します。
今回の調査結果によると、最も導入が望まれている制度は「休暇制度」であり、全体の53.8%がこれを求めていることが明らかになりました。また、休暇制度が整備されていない企業には就職を希望しないと答えた人が43.6%にのぼりました。多くの人が、仕事と家庭の両立のために休暇制度の充実を切望している現状が浮き彫りになりました。
調査では、有給休暇の申請期日に関する理想と現実のギャップも明らかになりました。理想の申請期日は「当日申請」が34.9%であるのに対し、実際には21.5%しか当日申請が許可されていません。また、「前日申請」を理想とする人が21.3%であるのに対し、現実では12.1%にとどまっています。これらの結果から、短い申請期間でも柔軟に有給休暇を取得できる制度の導入が望まれていることがわかります。特に子どもの急病時には、有給休暇以外の特別な休暇制度を求める声が多く寄せられました。
子どもができても仕事を続けたいと答えた人は全体の51.7%にのぼり、キャリアの継続と仕事と育児の両立を希望する人が多いことがわかりました。また、産休・育児休業後の復職支援制度の必要性についても45.6%が必要と回答しました。このような制度は、企業にとっても従業員が即戦力として再び活躍できるため、重要性が高まっています。
今回の調査から、現代の働く親たちが求める福利厚生制度のニーズが明確になりました。特に、柔軟な休暇制度や復職支援制度、そして子ども手当の導入が強く望まれています。企業がこれらのニーズに応えることで、働く親たちの満足度やモチベーションを高めることができるでしょう。今後、より多くの企業がこれらの制度を取り入れ、働く親たちが安心して仕事と家庭を両立できる環境を整備していくことを期待します。
※出典元
ママアイ ラボ