2022/12/02 ギグワークス株式会社
「周りにギグワーカーがいないため、ギグワークをするのがなんとなく不安」という方がいるのではないでしょうか。株式会社クラウドワークスの調査によると、副業を前向きに捉えている人の割合は約6割で、副業をすることは全国的にみて多数派であると言えます。今回は、株式会社クラウドワークスの調査と推計を参考に、副業をする人の動向の予想と、副業経験者の副業に対する感想をご紹介します。
株式会社クラウドワークスは、日本全国の15歳以上の男女1,057人に対して、副業に関するアンケート調査をおこないました。調査結果によると、副業経験者は33.6%、副業は未経験だが意向ある人は26.0%で、副業を前向きに捉えている割合が59.6%であることがわかりました。
この結果を、日本の労働人口6,890万人(2021年)にあてはめると、約4,100万人が副業を前向きに捉えているとみることができます。そのうち、26.0%の方は今後副業を始める可能性が高く、副業をする人は今後も増加すると言えます。
周りにギグワーカーがいないと感じている方は、身近な人に副業について聞いてみると、すでに始めている方やまさにこれから始めようとしている方に出会えるかもしれません。
ギグワークを始めるきっかけとして、副業経験者の感想を参考にするのもよいでしょう。同調査内で、副業経験者が副業で得られたことと苦労したことも紹介されています。
副業で得られたことに関する回答は610件あったようで、「副収入」の他に、「本業にはないやりがい」「趣味などを副業にできた」といった満足感につながる項目が挙がっていたそうです。一方、副業で苦労したことに関する回答は365件で、「行政手続き」「事務的な手続き」などが挙がっていたようです。苦労したことに関する回答よりも、得られたことに関する回答の方が多かったことから、副業経験者は副業に満足感を感じていると言えます。
今回は、株式会社クラウドワークスの調査と推計をもとに、日本全国で副業を前向きに問えている人が多いことを解説しました。ギグワークをなかなか始められない方は、こうしたデータや経験者の声を参考にして、1歩踏み出してみてください。