2023/04/19   ギグワークス株式会社

業界ニュース

「リスキリング」したい人が急上昇中!?リスキリングで学びたいことは

昨今、人生100年時代と言われておりますが、ChatGPTをはじめとするAIの登場により働き方の変化や新しい産業が登場することが予見され、これまでのスキルだけでは太刀打ちできないようなことが予想されます。そこで、時代に取り残されず、しっかりと生き残るスキルを身に着けることを目的とした学習が「リスキリング」となります。
今回、株式会社学情が20代に対して行ったリスキリングに関する調査より、リスキリングの現状についてお伝えいたします。

 

■リスキリングに取り組みたい人の割合は?

リスキリングに「取り組みたい」と回答した人は43.3%、「どちらかといえば取り組みたい」と回答した人が43.9%でした。リスキリングに肯定的な意見が87.2%とのことで大多数を占めております。この結果からも分かる通り、今持っているスキルだけでは生き残れないと判断してリスキリングに取り組んで新しいスキルを身に着けたいと考えている人が多いことが分かります。

■リスキリングで学びたいことは何?

リスキリングで学びたいこととして、「語学スキル」が46.9%、プログラミングスキルが48.7%、デザインスキルが47.0%、データ分析・統計解析スキルが40.0%でした。語学スキルは賃金水準が高い外資系企業への転職にも有効的と思われていることから高いと思われます。また、プログラミングスキルも企業のDX人材不足を補うための需要増加を見込んでのスキル習得と思われます。また、デザインスキルやデータ分析・統計解析スキルも同じく、DXには欠かせない存在であるために身に着けたいスキルの上位に入ってきています。
また、リスキリングの際に活用したいものとして、「社内研修制度」「書籍・テキスト」「動画・アプリの学習支援サービス」など様々なサービスを活用していき、スキルを効率的に学んでいきたいという気持ちがうかがえます。
 

■まとめ

今回、学情が20代を対象にした「リスキリング」による調査の結果をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。最初に記載したように、新しいテクノロジーが登場してくることによる産業構造の変化が予見でき、学び続けることの重要性に対しての意識が高くなっていることが分かったのではないでしょうか。しかし、「リスキリング」を単純してスキルを身に着けるだけでは生き残っていくのは難しいとも思われます。例えば、ChatGPTを使うとプログラミングスキルがなくてもプログラミングができたり、自動で画像を出力してくれるようなサービスができたり、自動でデータの分析ができたり、またはDeepLというサービスを使うと論文のような文章でも簡単に高精度に翻訳ができてしまいます。今回、取り上げた学びたいスキルもAIの登場により価値が低下していくこともあるかもしれません。「自分はこれだけ学べば十分」、ということは決してなく、新しく登場するツールを使いこなすなどの時代の空気を読みながら、学び続けていく必要があるのかもしれません。
 
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ぜひ、新しい仕事を通じてスキルを身に着けたり、時代を先取りしてみてはいかがでしょうか。
 
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