2023/07/14 ギグワークス株式会社
GiGWorks Basicの業界ニュース内でも、副業に関する調査結果をいくつか紹介してきました。
今回は、パーソルイノベーション株式会社が運営する副業人材マッチングサービス、lotsfulが公表した、副業に関する2023年春の定点調査結果を紹介します。
また、昨今話題となっているChatGPTの認知や活用についてのアンケートも行っているので、そちらも紹介します。
副業経験者は前年同月比で34.1%から35.6%に増加しています。これは直近半年の間に副業を行ったと答えた方の割合で、全体的には増加傾向にあります。
さらに、副業意向も前年同月比で43.2%から47.2%と増加しています。特に、20代の男女では副業意向が高く、増加傾向にあります。副業を行いたい理由として「本業の収入が減ったため」が24.7%と、増加傾向にあります。一方、副業を行わなかった理由の一つとして「所属企業が副業を禁止しているため」が挙げられますが、この理由は昨年夏から4.4%減少しており、副業を認める企業が増えてきていることが伺えます。
そして、今回の調査で特筆すべきは、副業経験者の約3割がAI(人工知能)の一つ、ChatGPTを業務で活用していることが明らかになったことです。全体のChatGPTの認知度は約70%であり、副業経験者の中では一定の認知・活用が見られることから、AIの進化と社会への影響がより具体的に捉えられます。
この調査結果から、副業経験者の増加とともに、副業を認める企業の増加やAIの利用の拡大が見られます。特に、ChatGPTの活用が明らかになったことは、AIの進化とその社会への影響を示しているかと思われます。
今後副業を始める方や副業を行っていなくても正社員等で働いている方にも、ChatGPTの知識が必要になってくるのではないでしょうか。