2024/09/04   ギグワークス株式会社

業界ニュース

フリーランスへの転身、その実態とは?


自由な働き方を求めてフリーランスに転身する人々が増えていますが、実際にどのような変化があるのでしょうか?
今回は、株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社ベンドが自社が運営する「スキルアップ研究所)」にて行った、「フリーランス転身時の実務面の変化に関する実態調査」を紹介します。
 

■フリーランスへの転身、あなたは準備できている?

近年、フリーランスという働き方が注目を集め、従来の企業での勤務から離れて独立する人が増えています。特に20代後半から30代にかけての人々が多く、ある程度のキャリアを積んだ後にフリーランスへの転身を決意する傾向があります。自分のスキルを最大限に活かし、自由な働き方を追求したいという願望から来ているのでしょう。しかし、フリーランスになることには、新しい挑戦も伴います。
 


■エンジニア職は有利? 職種別年収の変動とは?

フリーランスへの転身後、収入にどのような変化があるのでしょうか?
今回の調査によると、特にエンジニア系の職種では、50万円から100万円の年収増加を達成している人が多いようです。この背景には、IT業界の成長やエンジニアスキルへの高い需要があります。一方で、他の職種では必ずしも年収が増加するわけではなく、特にマーケティング以外の職種では厳しい現実が待ち受けているようです。フリーランスとして収入を安定させるには、単なるスキル以上のものが求められるのかもしれません。
 

■営業スキルは必須? 自己営業の現実とは

案件獲得のために、自ら営業活動を行うことがフリーランスには求められます。調査によると、41%の人が現在自己営業を行っており、さらに35%が今後営業活動をする予定であると答えています。つまり、フリーランスとして成功するには、専門的なスキルだけでなく、営業スキルも重要になってきます。これをどのように習得し、実践するかが今後の成否を左右するポイントとなるでしょう。
 

■まとめ

フリーランスとして働くことには多くの自由と可能性がありますが、それと同時に様々な課題も存在します。特に年収の変動や案件獲得のための営業活動など、新たなスキルの習得が必要です。フリーランスを目指す際には、こうした現実を理解し、自分に必要な準備を整えることが大切となるでしょう。
 
※出典元
スキルアップ研究所調べ
https://reskill.gakken.jp/3825