2023/12/08   ギグワークス株式会社

業界ニュース

バイト探しの新潮流! ネット化が進む中、学生は登録型サービスへシフト


昨今のアルバイト探しの情報源がどのように変化しているのか、あなたは気になりませんか?
今回はツナグ働き方研究所が行った、「アルバイトを探す際に利用する情報源」についての調査を紹介します。
ネットの利用が増える一方で、紙媒体からの離れが進んでいるようです。
 

■コロナ禍で変わるアルバイト探しの風景は?

今回の調査によると、コロナ禍を経てアルバイト探しの情報源に大きな変化が見られています。2019年と2023年の比較では、インターネットを利用する割合が59.6%に達し、紙媒体の割合は10%にまで減少しました。このデータは、デジタル化の進展とともに、情報取得の方法が大きく変わっていることを示しています。
 


■学生層の意外な動向とは?

特に興味深いのは、学生層のバイト探しの情報源についてです。意外にも、この層ではインターネット媒体の利用が77.9%から67.9%へと減少しました。その代わりに、クチコミや登録型サービスの利用が増加しています。例えば、クチコミは2.7%から8.2%へと増加し、登録型サービスは2.7%から7.1%へと増加した結果となりました。これは、学生たちがよりダイナミックで柔軟な働き方を求めていることを示唆しているかもしれません。
 

■今後のアルバイト探しのトレンドとは?

今後のトレンドとして、スポットワークの登録型サービスへの注目が高まっています。学生層では、「最も利用する」という回答と「利用する」という回答を合わせると34.7%に上る結果となりました。アルバイト探しの情報源としての重要性が増していることを物語っています。また、企業や店舗のホームページの利用度は減少しているものの、これは求人おまとめサイトからの着地ページとしての機能を果たしているため、実質的な利用は依然として高いと考えられます。
 

■まとめ

今回の調査からは、アルバイト探しの情報源が急速にデジタル化していることが明らかになりました。特に学生層の動向は、これからのアルバイト市場のトレンドを予測する上で重要な指標となりそうです。登録型サービスの利用増加は、より柔軟で効率的な働き方を求める若者たちのニーズを反映していると言えるでしょう。アルバイト探しの方法が変わる中で、企業や求職者も新しい動きに適応していく必要があります。