2023/12/15   ギグワークス株式会社

業界ニュース

2023年の働き方変化:社会人の満足度と今後の展望


あなたは今年の働き方に満足していますか?
2023年は多くの社会人が働き方の変化を経験した年になったのではないでしょうか。
その満足度や今後の意向について興味深いデータが明らかになりました。今回は、株式会社ライボの調査機関『Job総研』が行った「2023年 働き方変化の実態調査」を紹介します。
 

■どのような働き方の変化があったのか?

2023年は、コロナウイルスの分類変更や様々な労働関連制度の変化により、働き方に大きな変動がありました。930人の社会人を対象にした調査によると、約65%が今年の働き方に「満足」と回答しています。特に年収の増減、残業時間の変化、出社状況の変更が主な変化点として挙げられています。
 


■年収と残業時間の増減はどうだった?

興味深いことに、回答者の約52%が年収の増加を報告しており、平均増加額は119.2万円にも上ります。一方で、約62%が残業時間の増加を経験しており、特に10月に残業時間が増えたとの回答が多く見られました。これらのデータは、働き方の変化が単に時間や場所の問題にとどまらず、経済的な側面にも大きく関わっていることを示しています。
 

■来年に向けた働き方の意向は?

さらに、回答者の約80%が来年の働き方を変える意思があると回答しています。多くの人が年収のさらなる向上やスキルアップ、副業の開始を望んでいることが明らかになりました。現代の労働市場がどのように進化しているか、また個々のキャリアに対する意識がどのように変わっているかがわかります。
 

■まとめ

今回の調査結果から、2023年は多くの社会人にとって働き方の大きな転換点となったことがわかります。年収の増加や残業時間の変動、出社状況の変更など、様々な面での変化が見られました。また、来年に向けての働き方の変更意向が高いことから、働く人々のキャリアに対する意識や期待が高まっていることが伺えます。これらの変化は、今後の労働市場や個々のキャリア形成において重要な意味を持つでしょう。